窯元一覧
日本各地の狸の置物を制作する窯元をご紹介します。 それぞれの窯元には独自の特徴があり、置物の表情や形状に個性が表れます。

信楽焼(狸庵 初代)
動物のようなデフォルメされていない顔。目玉を穴で表現した「目抜き」。ふぐりが接地しておらず中に浮いている「吊り金」。頭身が大きくすらっとした体型。

信楽焼(狸庵 二代目以降)
ふっくらした顔。細かい造形やオリジナリティのあるモチーフ。太い徳利の八の字。

信楽焼(陶仙民芸)
可愛らしいデフォルメされたフォルム。生産量・バリエーションともに非常に豊富で、街角で最もよく見かけるタイプの一つ。 杖の先端が緑色の渦巻状になっており、18号(高さ54cm)以上の大型になると先端が二股に分かれる。 杖に「開運」と書かれた札が付いているのも特徴。笠紐は緑色。

信楽焼(奥田丸隆製陶)
可愛らしいデフォルメの顔。陶仙民芸と並び、生産量とバリエーションが非常に多い窯元。 杖全体が緑色に着色されており、杖に「福」と書かれた丸い筒状の造形物が付いている。 メス狸の耳にイヤリングがついているなど、細かな造形にもこだわりが見られる。笠紐は緑色。

信楽焼(かなめ民藝)
主に卓上サイズ(ミニサイズ)の狸を専門に生産しており、その生産数は随一。

信楽焼(宗陶苑)
顔の色が黒の中にメタリックが含まれる独特の色合いをしており、体色と同色で塗られている。 笠紐は白色、徳利の色が信楽焼特有のスカーレット。

信楽焼(古狸庵)
茶色の釉薬を使った全身茶色のスタイル。オリジナリティのある手捻りの一品物も多い。徳利や笠紐など全てのパーツが茶色で統一されているのが特徴。

信楽焼(丸八陶器)
大型の狸は黒い笠を持つ。中小型は手捻りで個体差があるが黒い体色に茶色の目元、笠紐は白色。

信楽焼(陶器屋)
新しく窯元を立ち上げた新規参入窯。大型の狸やまんまるの福狸など新しい造形で人気。笠紐は白。

信楽焼(狸宗苑)
小田原狸は独特のシュッとした体型をしていて、目が丸くないのが特徴。笠紐や徳利紐は実際の紐を使用している。茶釜狸は手の込んだ造形でオリジナリティがある。
信楽焼(窯元不明)
過去に作られた狸で廃業してしまった窯元は資料が残っておらず判定できないものもある。

常滑焼
赤茶色の素地が特徴。信楽焼より細身でシャープな造形が多い。

笠間焼
黒色の体色と着物を着た姿。赤い着物を着ていることが多いが中にはカラフルな着物の場合もある。

益子焼
赤いちゃんちゃんこを着た近江商人狸ほか数パターンしか残っていない。

備前焼
釉薬を使わない焼締め。窯変による独特の模様が特徴。

海外産(ベトナム、中国など)
てかてかした体表。少し崩れたディテール。

その他(陶器以外)
焼き物の特徴を持たない。石像の場合白色のゴツゴツした質感。木製の場合木の表面、木目。剥製の場合、動物の狸の体毛など。